戦略
YKKグループは他人の利益を図らずして自らの繁栄はないとした「善の巡環」の考え方を事業活動の根幹とし、YKK APはこの考えに則った事業活動を行うために、各国/地域のYKKグループ社員が共通した認識をもって遵守すべき7原則と29の細則からなるYKKグループ行動指針(YKK Group Code of Conduct)を掲げ、いかなる事由による差別や人権侵害も行わないことを明確に定めています。「YKK AP人権方針」はその原則の一つである「人権の尊重」を補完するものであり、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」等の人権に関する国際規範を支持・尊重します。
YKK AP人権方針
価値観
YKKグループは、YKK精神「善の巡環」を全ての事業活動の根幹としています。
企業は社会の重要な構成員であり、共存してこそ存続でき、その利点を分かち合うことにより社会からその存在価値が認められるものです。YKKの創業者𠮷𠮷田忠雄は、 事業をすすめるにあたり、その点について最大の関心を払い、社会の構成員がお互いに繁栄する道を考えました。事業活動の中で発明や創意工夫をこらし、常に新しい価値を創造することによって、事業の発展を図り、それがお得意様、お取引先の繁栄につながり社会貢献できるという考え方です。
私たち、YKK APはこの考えに則った事業活動を行うために社会に対し責任ある行動をとります。
その一環として7原則と29の細則からなるYKKグループ行動指針(YKK Group Code of Conduct)において、世界各国/地域のYKKグループ社員が共通した認識をもって遵守すべき行動規範を定めています。その指針の中には、いかなる事由による差別や人権侵害も行わないことを明確に定めており、本方針は、YKKグループ行動指針で記した原則の一つである「人権の尊重」を補完するものです。
適用範囲
YKK APは、本方針をYKK APの全役員および従業員に適用します。また、サプライヤーを含むビジネスパートナーおよびその取引先、およびYKK APの事業、製品またはサービスに関わる他の関係者の人権への悪影響(負の影響)がYKK APの事業、製品またはサービスと直接関連している場合、YKK APは、その関係者に対しても、人権を尊重し、人権に対する侵害を回避し、関与する人権への負の影響に対処するよう働きかけます。
人権尊重へのコミットメント
YKK APは、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づき、「国際人権章典」や「労働における基本的原則および権利に関するILO宣言」の、人権に関する国際規範を支持・尊重し、YKK APの企業活動全体において事業活動から影響を受ける人々の人権を尊重する責任を果たします。
各国/地域の法令等やその執行によって国際的な人権が適切に保護されていない場合、YKK APは国際的な人権の原則を最大限尊重するための方法を追求します。
体制・ガバナンス
YKKグループは、経営理念「更なるCORPORATE VALUE(企業価値)を求めて」において、一貫して公正であることをあらゆる経営活動の基盤としています。こうした考えに沿って、より一層の企業価値の向上を図ることを目的としたコーポレート・ガバナンス体制の充実に取り組んでいます。
人権を含むサステナビリティ課題はYKK AP代表取締役社長を議長とする「サステナビリティ全体会議」によって全社の視点から方針を策定した上で、関連部門、国内外のグループ会社に展開し、部門横断的な活動を行っています。
人権デュー・ディリジェンス
YKK APは、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づき、人権デュー・ディリジェンスを実施します。そのしくみを通じて、人権への負の影響を特定し、その未然の防止や軽減に取り組みます。
人権教育
YKK APは、本方針が企業活動全体に定着し効果的に実施されるよう、役員および従業員に対して適切な教育と研修を行うと共に、取引先等の関係者へ働きかけます。
是正・救済措置
YKK APは、事業、製品またはサービスが、その影響を受ける人々の人権に負の影響を引き起こした、または助長したことが判明した場合は、関係者と誠実に対応するとともに、原因となった企業活動の是正に取り組みます。また、YKK APの事業、製品またはサービスが、関係者を通じて、人権に対する負の影響に直接関連したことが明らかになった、またはその関連が疑われる場合、関係者への働きかけを通じて救済に努めます。人権に負の影響が生じた、またはそのおそれのある人々が相談可能な社内相談窓口・社外相談窓口を通じてステークホルダーから懸念や苦情を受け付けることができる体制構築に取り組み、問題解決または救済の実施に努めます。
透明性の確保・コミュニケーション
YKK APは、定期的に人権への取り組み進捗を評価し継続的な改善を図るとともに、ホームページおよび報告書、その他のコミュニケーション手段を通じて、取り組みの進捗状況を開示します。
YKK APは、自社の事業活動が人権に及ぼす影響について、影響を受ける人々の視点から理解・対処・改善できるように、事業や環境の変化に応じて適切に対応し、本方針の一連の取り組みを進化させていきます。
人権尊重への継続的取り組みに向けて
今後も人権尊重への取り組みを継続・強化していくために、事業や環境の変化に応じて適切に人権課題に対応し、適宜本方針を見直してまいります。
2023年4月3日
YKK AP株式会社 代表取締役社長
魚津 彰
事業活動に関わる人権課題
YKK APは、事業活動に関連する以下の人権課題への取り組みが、人権責任の重要な要素であると認識し、適切な手続きを通じて対処していきます。
| 児童労働、強制労働の禁止 |
YKK APは、子どもたちの健全な成長を阻害し教育の機会を奪うことにもなる児童労働の撤廃と防止に取り組みます。また、強制労働・囚人労働の一切を容認しません。事業活動における強制労働・囚人労働発生リスクの防止に取り組みます。 |
|---|---|
| 差別、ハラスメント、虐待の禁止 |
YKK APは、社員および関係者による人種・民族・国籍・宗教・思想・信条・性別・年齢・身体的特徴・性自認・性的指向等によるあらゆる差別を禁止します。また、いじめ、身体的、性的、心理的等の虐待行為やハラスメント行為をはじめ、その他いかなる種類の個人の尊厳を損なう行為を許容しません。 |
| 結社の自由と団体交渉権の尊重 |
YKK APは、結社の自由および団体交渉権をはじめとする、従業員の基本的権利を尊重し、経営層と従業員は協議を通じて良好な関係を構築します。 |
| 慣習の理解と法令遵守 |
YKK APは、事業活動を行う全ての国/地域の慣習の理解に努め、労働関連法等を遵守します。万一、当該国/地域の法規制やその執行によって国際的な人権が適切に保護されていない場合には、YKK APは、国際的な人権の原則を最大限尊重するための方法を追求します。 |
| 多様性の尊重 |
YKK APは、人種・民族・国籍・宗教・思想・信条・性別・年齢・身体的特徴・性自認・性的指向等の多様性を尊重し、ダイバーシティ経営を推進します。また、多様な人材が十分に力を発揮できる制度や環境づくりを行います。 |
| 安全衛生 |
YKK APは、全ての職場での労働災害防止と、従業員の心身両面にわたる健康の保持増進を図り、安全で安心して働ける職場環境の整備・維持・向上に努めます。 |
| 労働時間と賃金 |
YKK APは、事業活動を行う国/地域において適用される労働時間と賃金に関する全ての法令を遵守するとともに、生活賃金の支払いに努めます。 |
体制
人権推進体制
コンプライアンス委員会内の人権ワーキンググループ(WG)および関連部門が中心となり、国内外のグループ全体で部門横断的な活動を展開しています。 なお、本WGは人事戦略本部、法務グループ、コンプライアンス推進室、購買部、安全衛生管理部の各部門で組織されています。
人権WGでは、YGCC推進体制を活用して人権デュー・ディリジェンスを推進しています。現状把握を通じて人権リスクを特定し、影響度と発生可能性のマトリクスを用いた評価をもとに関連部門が予防・是正策に反映し、コンプライアンス委員会で報告しています。
| 人権WG (2025年度実績) |
開催回数 | 7回 |
|---|---|---|
| 主な議題 |
|
リスク管理
人権WGでは、ISO26000に基づいたYKK グループのコンプライアンス基準である「YKK Global Criteria of Compliance(YGCC)」を基準とした人権影響評価を進めています。2023年度の国内従業員を対象とした評価に続き、2024年度以降は対象を海外従業員まで拡大し、リスク特定と是正に取り組んでいます。
国内において優先的に取り組むべき事項として認識された「長時間労働」「差別」「ハラスメント」「労働災害」「個人情報漏えい」等のリスクに対し、2025年度は発生可能性の算出定義および判断基準の再検証を行い、国内の人権リスクマップを更新しました。また、上半期のモニタリング結果をもとにこれまでの取り組みの実効性を評価し、予防・是正措置の最適化に努めています。加えて、ゼロトレランス項目である「児童労働」「強制労働」「緊急事態計画・火災安全」については、継続的なモニタリングを通じて、2025年度においても違反事例が発生していないことを確認しています。
人権リスクへの取り組み(日本)
- 長時間労働
ガバナンス:働き方改革委員会での定期報告および取締役会による監視監督
予防・管理:PCログと連動した就業管理システムの運用および管理者による月次モニタリング
是正措置:基準超過者に対する産業医面談の実施案内
2025年度の評価と対応:違反件数は減少傾向にあるものの、さらなる適正化のため、賃金未払い労働防止に向けた動画研修を実施 - ハラスメント
ガバナンス:経営トップによる「ハラスメント撲滅宣言」の発信および取締役会への定期報告を通じた監視
予防・管理:全従業員・役員に向けたハラスメント教育の定期実施、およびYGCC監査によるチェック体制の維持
是正措置:社内外への相談・通報窓口の設置、「厳重注意書」運用による再発防止、および懲戒事例の社内公表
2025年度の評価と対応:ハラスメント認定件数は微減傾向にある一方、相談窓口には継続的に相談が寄せられており、制度への信頼は向上していると評価。今後は社内掲示板を活用した教育事例共有を強化
取り組み
活動実績および計画
人権課題を整理し、その対応策および具体的な行動計画を策定しています。
人権を尊重する責任を果たすため、取り組みを継続的に行っています。
| 人権に対する活動サイクル | 主な取り組み | ||
|---|---|---|---|
| 方針によるコミットメント | 人権方針の策定 |
|
|
| 人権デュー・ ディリジェンスの実施 |
人権への影響評価 |
|
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| 負の影響に対する 予防/是正措置の実施 |
教育・研修の実施 | 「ビジネスと人権」動画研修の実施(日本:6月実施、海外:2026年1~2月) -国内グループ全従業員対象(11,741名受講) -受講率90% / 理解度98% / 満足度94% -海外グループ従業員(1,574名受講) -理解度98% / 満足度94% |
|
| 社内環境/制度の整備 |
|
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| サプライチェーンの管理 |
|
||
| モニタリングの実施 | 人権リスクごとに重点取り組み項目を定め、その妥当性確認と発生可能性の判断基準が適正かを見直し
|
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| 外部への情報公開 | 「統合報告書」・「サステナビリティデータブック」発行 | ||
| 救済措置 | 苦情処理メカニズムの整備 |
|
|
人権意識の浸透と定着/人権意識向上のための啓発活動
従業員一人ひとりの人権意識向上をめざし、7言語(日本語・英語・中国語(簡・繁)・インドネシア語・タイ語・ベトナム語)に対応するなど、エリアと対象者を拡大しながら「ビジネスと人権」に関する教育を継続しています。
- 2022年度重点テーマ:「ビジネスと人権」の世界的潮流と、企業に求められる人権デュー・ディリジェンスの実践について
- 2023年度重点テーマ:身近な人権リスクへの気づきと自社の取り組み理解による、当事者意識の醸成
- 2024年度重点テーマ:「YKK AP人権方針」の周知およびビジネスと人権に関する理解促進
- 2025年度重点テーマ:バリューチェーンごとの具体的な事例を通じた、実務上の人権課題への理解促進
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| 受講者数 | 2,164名 | 9,533名 | 10,472名 | 11,741名 |
| 理解度 | 96% | 93% | 97% | 98% |
YKK APグループ(日本)実績
お取引先様相談・通報窓口の設置
YKK APは事業、製品またはサービスが、その影響を受ける人々の人権に負の影響を引き起こした、または助長したことが判明した場合は、関係者と誠実に対応するとともに、原因となった企業活動の是正に取り組みます。また、YKK APの事業、製品またはサービスが、関係者を通じて、人権に対する負の影響に直接関連したことが明らかになった、またはその関連が疑われる場合、関係者への働きかけを通じて救済に努めます。
人権に負の影響が生じた、またはそのおそれのある人々が相談可能な社内相談窓口・社外相談窓口を通じてステークホルダーから懸念や苦情を受け付けることができる体制構築に取り組み、問題解決または救済の実施に努めます。
戦略
YKKグループでは、年齢や性別、学歴などにとらわれず、「善の巡環(CYCLE OF GOODNESS)」の精神のもと、公正を重んじながら社員一人ひとりが十分に力を発揮できる制度や環境づくりを進めています。めざす姿は、一本一本の木が独立しながら森林を形成するように、一人ひとりが「経営者マインド」を持ち、全員が手を携えて一緒に大きく育つ「森林集団」です。そのような組織として価値を創造すべく、持続的な企業価値向上を支える真に公正な人事制度の実現と人材育成に取り組んでいます。
この思想を具現化するため、当社は組織を「管理」から社員自らが価値を創り出す「自己組織化」へと進化させる人事戦略「Architect HR」を展開します。これは、建築のプロセスを組織づくりに応用するアプローチであり、組織を「設計」し、社員一人ひとりが価値を創り出せる環境を整える取り組みです。建築に不可欠な5つの要素―強固な「基盤(Foundation)」、柔軟な「構造(Framework)」、最適な「素材(Materials)」、多様な「接続(Connections)」、そして「透明性(Transparency)」を組織設計に応用し、組織そのものが持続的に進化できる仕組みを構築します。これにより、社員一人ひとりが自律的に価値を創り出せる環境を整えます。具体的には、職務とスキルに基づく評価・処遇へのシフトを通じて「フレームレス・キャリア」を推進するとともに、「APアカデメイア」「次世代経営者開発プログラム」をはじめとする社員教育体系の構築を通じ、技術者・営業・経営人材を体系的に育成していきます。全員が納得感を持って挑戦し続け、成長できる組織を築いていきます。
ダイバーシティ&インクルージョン宣言
私たちは、「公正」の考えに基づき、年齢・性別・学歴・国籍・障がい等によるお互いの違いを認めあい受け入れることで新たな価値を創造していきます。
- 01.世代を問わず、誰もが「働きがい」をもって活き活きと働くことのできる職場づくりを目指します。
- 02.営業・製造・技術・管理の各分野で、多様な視点を活かした提案・改善ができるよう、女性リーダーの育成に取り組みます。
- 03.一人ひとりが多様な価値観を持つことで社会の要請に対応できるYKK APを目指します。
体制
持続的な企業価値向上に向けた「人的資本経営」を推進するため、経営陣による監督と執行が連携するガバナンス体制を構築しています。
事業方針および部門方針に基づき、適切な組織設計と人材配置を行うため『役割・人材評価委員会』を設置しています。また、『人事施策委員会』は役割・人材評価委員会への答申に向け、本部間での検討結果や対応に関する全体調整を行うとともに、全社的な人事施策の共有・報告・検討を月 1 回開催のサイクルで実施し、組織横断的な最適化を推進しています。
リスク管理
「働きがい」の向上を通じた持続的な企業価値向上を目的に、全社員を対象としたエンゲージメント調査を継続実施しています。調査で組織の現状を可視化し、対話を通じて課題を特定することで、各部門での改善行動や次年度方針への反映に繋げています。経営層による定点観測と現場の対話を軸に、組織の活力最大化に向けたPDCAを回しています。
また、ハラスメント防止や労務相談・通報対応品質の向上と、各事案の深掘りによる類似リスクの未然抑止を目的に『労務相談・通報対応委員会』を設置しています。毎月の開催を通じて個別事案の対応方針を協議し 、原因分析に基づいた再発防止策の立案や、施策実行後のモニタリングによる継続的な改善活動を推進しています。
指標と目標
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | 2028年度 (目標) |
|
|---|---|---|---|---|---|
| 女性管理職人数 | 122名 | 133名 | 148名 | 158名 | 200名以上 |
| 従業員エンゲージメント※1 | 48% | 48% | 49% | 57% | 59% |
| 育児休業取得率(男性)※2 | 73% | 68% | 69% | 74% | 75%以上 |
| キャリア目標の実現性 | - | - | 46% | 50% | 53% |
| 公的資格奨励金対象資格取得件数 | 1,748件 | 1,313件 | 1,509件 | 1,558件 | 1,580件 |
| 次世代リーダー育成プログラム | |||||
| ・参加者数※3 | 9(204)名 | 9(204)名 | 9(213)名 | 22(235)名 | 24(305)名 |
| ・役員登用数※4 | 32名 | 34名 | 41名 | 41名 | 49名 |
YKK AP単体 実績
※1 2026年1月の調査設問変更に伴い、過去の数値についても現行基準に合わせて再集計を行っています。
※2 育児・介護休業法改正に伴う公表方法に従い算出。なお2022年度は期をまたいで育児休業を取得した人数を含む
※3 かっこ内は累計参加者数
※4 延べ人数
ダイバーシティ&インクルージョン
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| 中途採用比率 | 44.5% | 58.0% | 46.1% | 23.1% |
| 採用に占める女性比率 | 29.2% | 30.2% | 38.9% | 37.4% |
| 男女賃金比 | 69.7% | 70.1% | 70.0% | 70.9% |
| 管理職1人当たりの男女賃金比 | 87.7% | 88.4% | 90.5% | 89.4% |
| 女性管理職比率 | 6.2% | 6.5% | 6.8% | 7.1% |
| 女性係長相当職人数 | 447名 | 474名 | 494名 | 521名 |
| 障がい者雇用率 | 2.30% | 2.44% | 2.37% | 2.48% |
YKK AP単体 実績
働き方
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| 年次有給休暇取得率 | 71.3% | 76.7% | 77.7% | 79.9% |
| 1人当たり総実労働時間(年間) | 1,974時間 | 1,963時間 | 1,951時間 | 1,936時間 |
| 育児休業利用者数(男性)※ | 169名 | 157名 | 149名 | 182名 |
| 育児休業利用者数(女性) | 90名 | 74名 | 91名 | 75名 |
| 育児休業取得率(女性) | 96.6% | 102.8% | 102.2% | 104.2% |
| 介護休業利用者数 | 3名 | 5名 | 5名 | 4名 |
YKK AP単体 実績
※ 育児・介護休業法改正に伴う公表方法に従い算出。なお2022年度は期をまたいで育児休業を取得した人数を含む
人材開発
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| 会社派遣での学位取得者数※ | 17名 | 21名 | 24名 | 26名 |
| キャリアに関する研修を受けた従業員の割合 | - | 7.3% | 9.5% | 11.1% |
YKK AP単体 実績
※ 累計対象学位:博士号、MBA、MOT
取り組み
フレックスタイム勤務やテレワーク勤務などの制度活用を推進するとともに、「仕事と介護の両立セミナー」の開催のほか、会社負担で参加できる育休復帰ウォーミングアッププログラム「育休プチMBA」の実施など、仕事と介護・育児の両立を支援する取り組みを行っています。2022年度からは配偶者の転勤に同行を希望する場合、勤務地変更を申請できる制度を設けたことで、退職することなくキャリアの継続が可能となっています。
多様な働き方の実現のため、組織を横断する『働き方改革委員会』を設置し、エンゲージメント調査の実施により、各課題の把握と迅速な改善を行っています。これまでに、年次有給休暇取得奨励日の設定、リフレッシュ休暇制度の新設、テレワーク勤務制度の充実、製造部門へのフレックスタイム勤務の導入、兼業ガイドラインの作成、全社員へのスマートフォンの貸与を行いました。また、空調・食堂・トイレ・休憩室などの職場環境整備への継続投資を積極的に行っています。
日本
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 従業員数 | 12,802名 | 12,991名 | 13,337名 | 13,302名 | |
| 従業員の男女比率 | 男性 | 74% | 73% | 73% | 72% |
| 女性 | 26% | 27% | 27% | 28% | |
| 平均年齢 | 男性 | 44.2歳 | 44.3歳 | 44.5歳 | 44.7歳 |
| 女性 | 41.8歳 | 42.0歳 | 41.9歳 | 42.0歳 | |
| 年代別従業員数 | 10代~20代 | 2,277名 | 2,358名 | 2,484名 | 2,481名 |
| 30代 | 2,344名 | 2,319名 | 2,390名 | 2,404名 | |
| 40代 | 3,445名 | 3,300名 | 3,037名 | 2,847名 | |
| 50代 | 3,619名 | 3,834名 | 4,044名 | 4,088名 | |
| 60代以上 | 1,117名 | 1,180名 | 1,382名 | 1,482名 | |
| 離職率 | 2.6% | 2.3% | 2.2% | 2.0% | |
| 平均勤続年数 | 男性 | 21.0年 | 20.9年 | 19.8年 | 19.9年 |
| 女性 | 18.7年 | 18.6年 | 17.2年 | 17.1年 | |
YKK APグループ(日本)実績
海外
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| 従業員数 | 4,341名 | 4,843名 | 4,915名 | 5,120名 |
YKK APグループ(海外)実績
戦略
YKKグループは安全衛生宣言に則り、安全・健康に配慮し、一人ひとりが安全衛生への強い自覚を持つことで、安全で安心して働ける職場環境の形成をめざします。
YKKグループ安全衛生宣言
今、あらゆる事業活動において急速な社会情勢の変化に適切に対応できるよう“企業の質”の向上が求められています。
私たちYKKグループは、すべての職場の危険有害要因の排除と働く人の心と身体の健康を保持増進し、
時代にふさわしい働きやすい職場環境の形成を目指し、全員参加でその具現化に向けて前進することを宣言します。
YKK AP安全衛生基本方針
YKK APは、労働災害の撲滅と健康で快適な職場づくりを企業経営の最も重要な責務であると認識し、
全員参加で安全で安心して働ける職場環境の形成を目指します。
『安全は別格です』
『安全第一、品質第一、顧客第一』と言われていますが
安全は、他と比較するものではない。
安全衛生・健康推進委員会活動基本方針及び行動指針
「相互啓発型安全・健康文化の醸成」に向けて
自律的に考動できる人づくり、職場づくりを目指す
- 事業活動において、派遣社員、請負事業者を含めた従業員の労働安全衛生を最優先し、安全で働きやすい環境を確保します
- それぞれの国・地域において、現地の労働基準・各種法令を遵守します
- 従業員の心身の健康維持・増進を積極的に支援し、健康経営を実践します
- 労働安全衛生および健康推進に関する教育を積極的かつ継続的に実施します
- 適切な管理体制の下、あらゆる職場での労働災害を未然に防ぎます
2026年4月
安全衛生・健康推進委員会
委員長 松本 和広
体制
安全衛生に関する方針・体制・施策・報告基準は、施工安全衛生部会および安全衛生健康推進部会にて審議・決定しています。決定事項は安全衛生・健康推進委員会において助言・承認を受け、各拠点・支社・製造所・工場に展開されます。各拠点では安全衛生責任者を中心に施策を実行し、本社部門が進捗管理およびモニタリングを行うことで、全社的な安全衛生ガバナンスを確保しています。
安全衛生推進体制
リスク管理
[職場環境]潜在リスク解消
労災発生を未然に防ぐ(先読み)安全対策として、責任者による職場巡視や作業者からのヒアリングをもとにリスクアセスメントを実施し、顕在化する前の不安全状態や不安全行動を早期に解消することで、安全衛生リスクの低減と職場環境の最適化に努めています。
[製造設備]設備安全
設備の安定稼働と性能維持を目的に、新規導入時および3年毎の定期的な「設備安全診断」を実施しています。設備の劣化や異常を早期に発見・対処できる診断体制を整備することで、設備に起因する事故や災害の未然防止に努めています。
[類似労働災害発生防止]
労働災害の多発や重篤災害の発生など、安全管理上重大な問題があると認められる職場に対しては、安全管理体制の強化を行っています。
[コンプライアンス遵守]
労働災害発生時には、状況を迅速に把握し、労災隠しなどの不適切な運用を未然に防止するため、安全衛生管理部への速やかな報告体制を徹底しています。エスカレーションの透明性と迅速性を確保することで、原因究明と再発防止策の水平展開、ならびにコンプライアンスの遵守に努めています。
指標
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| 労働災害度数率※1 | 0.22 | 0.10 | 0.20 | 0.10 |
| 労働災害年千人率※2 | 0.09 | 0.08 | 0.10 | 0.04 |
| 労働災害強度率※3 | 0.01 | 0.00 | 0.02 | 0.00 |
※1 YKK APグループ(日本)実績
休業1日以上または身体の一部もしくはその機能を失う労働災害死傷者数
「労働災害による死傷者数÷延べ実労働時間数×1,000,000」により算出
※2 YKK APグループ(海外)実績
休業1日以上または身体の一部もしくはその機能を失う労働災害死傷者数
「1年間の死傷者数(休業1日以上)÷1年間の平均労働者数×1,000」により算出
※3 YKK APグループ(日本)実績
「延べ労働損失日数(休業1日以上)÷延べ実労働時間×1,000」により算出
取り組み
[職場環境]
「いいね事例集の共有」:
ヒヤリハットをもとにリスクアセスメントを行い、具体的な改善につなげる「いいね事例集の共有」を推進しています。労働災害の発生メカニズムを示す「災害ピラミッド」において、重篤な災害を撲滅するためには、その土台となる日常の「不安全状態」や「不安全行動」を確実に排除することが不可欠です。YKK APでは、現場の気づきから生まれた不安全要素の改善事例を全国の拠点で水平展開・共有することで、一人ひとりの安全意識のボトムアップと、組織全体の安全レベルの継続的な向上を図っています。
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| 改善数 | 553件 | 695件 | 1,205件 | 985件 |
YKK APグループ(日本)
近道行動の排除や面倒でやりにくい作業の改善件数
[製造設備]
「設備安全診断」:
各職場において、責任者、専門知識を有する保全者・技術者、および設備使用者が、設備安全診断項目に基づいて診断を実施しています。診断に合格した設備には「設備機械使用許可証」を貼付し、その進捗は設備データベース(DB)で一元管理しています。
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| 設備安全審査合格台数 | 2,805件 | 2,576件 | 2,343件 | 2,658件 |
YKK APグループ(日本)
新規設備、再稼働設備、既存設備(3年毎定期診断)を対象に安全審査チェックリストをもとに審査を行い、合格した設備の台数
[類似労働災害発生防止]
「安全管理特別指導指定」:
安全管理特別指導指定基準に従い、対象となる職場へ通知を行います。その後、編成された指導チームによる書類監査や定量評価巡視を実施し、すべての評価項目で80%以上の基準を満たすまで、継続的な指導と改善を行っています。
| 範囲 | 指定基準 |
|---|---|
| 日本国内 |
|
| 海外 |
|
対象の職場単位は工場、課、総括ラインとし、人数規模の目安は150人程度とする
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| 安全管理特別指導指定職場数 | 0職場 | 5職場 | 3職場 | 3職場 |
YKK APグループ(日本+海外)
[コンプライアンス遵守]
「労働災害エスカレーション徹底」
労働災害発生時は、以下のフローを運用しています。
①24時間以内に安全衛生管理部に状況報告する(第一報は、3時間以内の対応)
②災害状況を国内外に情報共有する(発生後2日以内)
③災害が発生した状況を調査する(発生後1週間以内)
④類似災害防止対策を立案し改善(国内外に類似設備・作業の有無を確認⇒水平展開)
戦略
YKK APでは、従業員とその家族の健康を経営課題として捉え、2018年に制定した「健康宣言」のもと、生活習慣病の減少やメンタル疾患抑制のための取り組みなどを進め、「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」を取得しています。
健康宣言
YKK AP株式会社は、従業員が誇りと喜びを持って働ける会社でありたいと考えています。
その前提には、従業員と家族の心と身体の健康保持・増進があり、そのことで従業員一人ひとりの個性や能力が最大限に発揮され、
企業の発展や社会への貢献に繋がると考えています。
この考えの下、会社・健康保険組合・従業員・家族が一体となって、健康づくりを推進していきます。
健康推進基本方針
YKKグループは、従業員の健康を会社の重要な財産であると考え、
全ての従業員が心身ともに健康で働き続けることを支援し、
生活習慣病の減少やメンタル疾患の抑制など、従業員と一体になって健康づくりに取組みます。
体制
YKKグループ健康推進協議会にてグループの健康推進方針、体制、施策を決定、推進、評価しています。
YKK APでは、安全衛生・健康推進委員会にて施策の計画、進捗の承認を受け、健康推進責任者(拠点・地域責任者)、担当者(人事担当者、安全衛生担当者など)により実施推進しています。
健康推進体制
リスク管理
個人情報の管理、情報の開示については、医師(産業医)や健康保険組合などで構成するYKKグループ健康推進協議会で確認の上、進めています。
指標と目標
行動目標(日本国内)
01. 生活習慣病の減少に向けて取り組む
02. メンタル疾患の抑制に向けて取り組む
03. 病気の治療と仕事の両立支援に向けて取り組む
全国の健康管理センター、産業医体制により予防と治療の両立を進めています。生活習慣病予防では、健康診断事後措置実施の向上、健康保険組合と共働による生活習慣改善の促進に加え、健康管理支援システムを活用した従業員の健康度評価により健康管理の質の向上に努めています。また、喫煙機会の削減、望まない受動喫煙ゼロの実現のため「敷地内禁煙・就業時間禁煙」としました。メンタル疾患予防では、ストレスチェック制度を利用したセルフケアの支援、職場環境改善を進めるとともに、メンタルヘルス研修の拡充を図っています。
健康経営に関する指標
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| プレゼンティーズム(平均点) (WHO-HPQの絶対的プレゼンティーズム) |
61点 | 62点 | 63点 | 64点 |
| ストレスチェック受検率 | 97.2% | 98.0% | 98.1% | 97.8% |
| 運動習慣がある人の割合 (1日30分以上の運動を週1回以上) |
46.5% | 44.6% | 47.5% | 42.5% |
| 定期健康診断受診率 | 99.9% | 99.9% | 99.9% | -※ |
| 精密検査受診率 | 68.0% | 78.0% | 75.0% | -※ |
| メタボリックシンドローム該当者率 | 18.6% | 15.5% | 16.5% | -※ |
| 特定保健指導対象者率 | 20.6% | 19.7% | 19.7% | -※ |
| 特定保健指導実施率 | 54.1% | 59.3% | 59.0% | -※ |
| 喫煙率 | 28.6% | 28.3% | 26.2% | 24.7% |
| メンタル不調による長期休業日数(休職日数) | 16,267日 | 20,397日 | 20,633日 | 15,999日 |
| 健康づくりキャンペーン参加率 | 69.5% | 67.9% | 77.0% | 75.9% |
YKK AP単体 実績
※集計中
取り組み
健康推進への取り組み
従業員の心と身体の健康を維持促進するための取り組みとして、健康相談窓口を社内外に設置しています。社内では、各事業所の産業医、健康管理センターの保健師・看護師が随時相談に乗っています。また、外部の機関とも連携し、メールや電話、リモート面談でのカウンセリングを通じて、適切なメンタルヘルスケアを行っています。自身の将来・キャリアに関する悩みなどをカウンセラーに幅広く相談できるプログラムとなっており、心の健康と仕事へのモチベーションアップにもつながっています。これらの取り組みを通して、従業員が活き活きと働くことを支援していきます。
戦略
YKKグループ品質憲章
YKKグループは創業以来、「品質」を経営の中心に置き、すべての事業活動を展開してきました。
YKKグループは、お客様との信頼を大切にし、品質へのこだわりをもって商品・サービスをお届けします。
- お客様との信頼:商品のみならず、販売、アフターサービス等全ての面において、お客様の声や社会・市場のニーズを敏感にかつ真摯に受け止め、お取引先と連携して、お客様と社会に心から満足していただける商品・サービスをお届けします。
- 品質へのこだわり:お客様の立場にたった最高の品質をこだわりをもって追求し、一貫生産の考えに基づく世界共通品質を実現します。
YKK AP製品安全基本方針
YKK APは、経済産業省が推進している「製品安全文化」の定着に貢献するとともに、お客様に安全・安心をお届けすることを目指し、全社を挙げて製品安全活動に積極的に取り組むために「製品安全宣言」および「製品安全行動指針」からなる「YKK AP製品安全基本方針」を定めています。
製品安全宣言
YKK APは、製品の安全確保を最優先課題として取り組み、お客様に安全・安心をお届けし、
YKKグループが追求しているコアバリューの一つに掲げられた「品質にこだわり続ける」という価値観を実践するため、
製品安全行動指針を次のとおり定め、『製品安全』活動を積極的に推進してまいります。
製品安全行動指針
1.法令等の遵守
事業を展開する地域・分野で定められている製品安全に関する諸法令、安全規格等を遵守します。
2.製品の安全確保
製品の安全に関する公的基準に加え、生活者の視点に立った自主基準を定め、製品自体の安全確保を図るとともに、製品を使用されるお客様、製品の取扱事業者に適切な情報を提供することにより誤使用や不注意による事故の防止に努めます。
3.製品安全推進体制の構築
製品の企画・開発・設計の段階から、製品の出荷・組立・施工・使用・廃棄に至る各段階におけるリスクを分析し、その低減に努めるとともに、素材、部品等を含め製品安全推進に必要な体制の構築を図ります。
4.自主行動計画の策定と実践
製品安全に関する自主行動計画を策定・運用し、継続的な改善を行うことにより、製品安全に関する意識の浸透を図り、製品安全文化の醸成・向上に努めます。
5.製品事故情報の収集と開示
製品事故等(事故のおそれを含む)の情報について、お客様、取扱事業者、行政機関等から積極的に収集するとともに、迅速かつ適切な対応と情報提供を行います。
6.製品事故発生時の対応
製品事故が発生したときは直ちに事実確認を行い、法令等に基づき関係機関へ報告を行うとともに、原因究明を実施し被害者の救済を図り、再発・拡大の可能性があるときは、適切に情報提供を行い、製品回収その他の事故の再発・拡大防止に必要な措置を講じます。
7.製品安全推進体制の監査と見直し・改善
製品安全に関する各行為が関連法規、公的基準、自主基準等に則り適正に行なわれているかについて、定期的に監査を実施します。また、この指針や自主行動計画は市場や社会意識の変化、科学技術の進展等を踏まえ、必要に応じて見直し・改定を行います。
体制
品質保証体制
YKK APでは、すべてのお客様に安全・安心な商品をお届けするために、全社横断的な統括組織として「品質委員会」を設置しています。本委員会は、品質・製造物責任(PL)・製品安全に関する基本方針や重要施策の審議・決定を行うとともに、各事業本部・機能本部への展開とモニタリングを実施しています。
また、万が一の重大事故発生時には、迅速な情報集約と対応策の決定を行う危機管理体制も整備しており、経営層が直接関与するガバナンス体制を構築しています。
リスク管理
お客様相談室やメンテナンス部門に寄せられた「お客様の声」や市場での不具合情報は、システムを通じて一元管理されています。これらの情報は、開発・製造・営業部門へ速やかにフィードバックされ、既存商品の改良や次期商品の開発、製造プロセスの改善に活用されています。
また、未然防止の観点から、開発段階におけるリスクアセスメントを徹底し、市場でのリスク最小化に努めています。
取り組み
お客様満足度向上のための施設
- YKK AP体感ショールーム(プロユーザー向け)・・・建築・設計関係者に、YKK APの「窓」の性能を体感いただける施設です。
- コラボレーションショールーム(一般のお客様向け)・・・当社を含む住設建材メーカー3社の商品を「見て・触れて・感じて」いただける施設です。
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| YKK AP体感ショールーム来館組数 | 1,250組 | 1,707組 | 1,839組 | 2,208組 |
| コラボレーションショールーム来館組数 | 76,811組 | 95,039組 | 94,666組 | 97,155組 |
YKK AP単体 実績
お客様満足度向上のための活動
FE(フィールドエンジニア)
住宅・エクステリア統括本部のESC(エンジニアリングサービスセンター)は、現場の知見を資産化し顧客生涯価値を高める部署として発足しました。品質保証部・メンテナンス推進部・施工パートナーサポート部・フィールド技術部・防耐火対策室・エンジニアリングサービス室の 6 部署を中心に構成しています。
FEはフィールド技術部に所属し、全国15拠点、55名が施工現場の最前線で活躍しています。FE向け教育プログラムの拡充を進め、各エリアのプロユーザーを対象とした研修で技術指導を行い、最終品質確保、不具合防止教育を実施しています。また、不具合が発生した場合には現場へ出動し原因究明を行うとともに、FTC(フィールドテクニカルセンター)や商品開発へフィードバックすることで商品改善にもつなげています。
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| FEによる研修会受講者数 | 11,075名 | 11,714名 | 13,077名 | 16,551名 |
YKK AP単体 実績
メンテナンス対応
2019年に「YKK APメンテナンス認定協力会」を立ち上げてから7年弱となる現在は、幅広い技術を持つ300名以上の会員が加入し、対応力の強化につながっています。またYKK APが主催する技術研修を受講し、一定基準を満たしたカスタマーエンジニア(CE)も600名を超え、各エリアのメンテナンス対応で活躍しています。2026年度は新組織「住宅・EX施工協力会」を立ち上げ、メンテナンス協力会会員の皆様にも加入いただいています。これまで以上に技術力を磨き、お客様に安心して長くご使用いただけるよう、より一層サービスの向上に努めていきます。
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| カスタマーエンジニア(CE)数 | 525名 | 612名 | 620名 | 640名 |
YKK AP単体 実績
戦略
YKKグループでは、組織統治、人権、労働慣行、環境、公正な事業慣行、消費者課題の項目からなる調達方針を掲げています。この方針に基づき、当社はサプライチェーン全体で社会的責任を果たすため、CSR調達を推進しています。
YKKグループ調達方針
当社は「善の巡環」の企業精神のもと、企業は社会の重要な構成員であり、共存してこそ存続でき、その利点を分かち合うことにより、社会からその存在価値が認められるとの考え方を事業活動の基本としてきました。これは、"他人の利益を図らずして自らの繁栄はない"という考え方で、お互いが繁栄するよう事業活動の中で発明や創意工夫をこらし、事業の発展を図り、それがお得意様、お取引先様の繁栄につながり、社会貢献できるということを意図しており、社会的責任の実践に他ならないと考えています。
組織統治
国内外を問わず、業務に関連するそれぞれの国の関係法令の理解に努め、これを遵守した活動を行います。
公平で透明な取引に努め、カルテルや談合に関与しません。
人権
人権に配慮した取引を行い、強制労働、児童労働、人身売買、外国人労働者の不法就労、不当な差別等の無い取引を行うことに努めます。
労働慣行
賃金、労働条件を含む従業員の雇用条件や安全衛生基準が事業活動を行う国/地域の法令に適合しており、安心して働ける職場づくりを進める取引先からの調達を推進します。
環境
環境保全・資源保護・気候変動対策等に充分配慮した「持続可能な調達」を指向します。
公正な事業慣行
品質、価格、納期、調達期間など取引における諸価値を適切に検討し、合理的な意思決定を行います。
お取引先の経営状況、技術力、企業姿勢を評価し、企業の社会的責任を尊重した取引を進めます。
消費者課題
ステークホルダーの意見を傾聴し、倫理的自覚を持った取引に努めます。
取引基本原則
お取引先との相互理解をより深めることを目的に、法令・社会規範の遵守と公正かつ倫理的な取引、人権・労働環境への配慮、環境・安全衛生への配慮、品質・製品安全の確保、情報セキュリティの確保を明示した「取引基本原則」を定めました。当社からの要請事項を「取引基本原則」として明示し、ご理解、ご賛同いただくとともに、当社と共に社会的責任を果たしていくことをめざしています。
体制
サプライチェーン全体の持続可能性を確保するため、調達方針、取引基本原則、グリーン調達基本方針に基づき、公正・透明な調達活動を推進しています。これらの方針に則り、お取引先との信頼関係を構築するとともに、環境や社会に配慮した責任ある調達の実現に取り組んでいます。資材調達に関する重要事項については、経営会議において定期的に報告し、経営レベルでのモニタリングと意思決定を行っています。また、購買部、各製造所の購買課、海外関係会社の購買機能で構成される購買機能全体で月次の報告会を実施し、調達状況や課題の共有、ガバナンスの強化を図っています。人権への配慮については、コンプライアンス委員会の下に設置された人権WGにおいて、サプライチェーンにおける人権課題への対応を進めています。これらの取り組みを通じて、サプライチェーン全体のガバナンス強化と責任ある調達の実現をめざしています。
リスク管理
主要サプライヤーを対象にCSRアンケートを定期的に実施しています。環境・社会・ガバナンス・品質の各観点から回答内容を分析し、問題が認められるサプライヤーに対しては個別に改善を要請します。また、アンケートを継続的に実施することで、各サプライヤーの改善状況をモニタリングし、サプライチェーン全体のリスク低減を図っています。アンケートの対象範囲は、国内関係会社および海外関係会社の主要サプライヤーへと順次拡大しています。
また、人権WGではCSRアンケートの設問のうち人権に関わる項目への回答を分析し、人権リスクマップを作成しています。その結果を踏まえ、人権の観点からリスクが認められるサプライヤーに対して改善を要請するなど、サプライチェーンにおける人権リスクの低減に取り組んでいます。
指標
サプライチェーンマネジメントに関するデータ
2022年度は取引基本原則を締結した1,184社のサプライヤーを対象にCSRアンケートを実施しました。
2023年度以降は大口取引先および特に重要な材料・部品を取り扱うサプライヤーを対象に、さらに設問内容を深化しCSRアンケートを実施しています。
また、2025年度は国内関係会社4社の重要サプライヤーも対象に加え、CSRアンケートを実施しました。
このCSRアンケート結果の分析を踏まえた改善活動を進めるとともに、サプライヤーとの相互理解に努めてまいります。
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| 取引基本原則締結社数※1 | 1,184社 | 1,226社 | 1,276社 | 1,301社 |
| CSRアンケート実施社数※2 | 1,184社 | |||
| 改訂版CSRアンケート実施社数※3 | 106社 | 111社 | 123社 |
※1 YKK AP単体 実績 累積社数
※2 YKK AP単体 実績
※3 2024年度まではYKK AP単体 実績、2025年度はYKK APグループ(日本)実績
イノベーションマネジメント
知的財産のマネジメントの仕組み
YKK APでは、「他者の知的財産を尊重しつつ、新たな価値を生み出す知的財産の創造を奨励するとともに保護・活用により事業の発展を図ることによって、お得意様、お取引先の繁栄に寄与し、社会に貢献する」の基本方針のもとYKK精神「善の巡環」の実践を通じて、以下4つの視点を中心とした活動を行うことで、当社の持続的成長や企業価値向上を図っています。
| ①事業継続性確保 |
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|---|---|
| ②事業優位性発揮 |
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| ③知財創造活動活性化 |
|
| ④知財コスト適正化 |
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特許保有件数
YKK APグループ(日本+海外)実績
考え方
YKK APは、地域に信頼され、社会に愛される会社であり続けるために、社員をはじめ、お客様、お取引先、地域社会などあらゆるステークホルダーの皆様と共働しています。必要に応じて対話の場を設け、業務の革新や商品の品質向上に役立てることで、企業価値の向上をめざしています。
取り組み
| ステークホルダー | 主な創出価値 | ステークホルダーとの関わり | コミュニケーションの例 |
|---|---|---|---|
| お客様 |
|
より良い商品・サービスの提供
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| お取引先 |
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パートナーシップによる持続的なビジネスの取り組み
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| サプライヤー 協力業者 |
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サプライチェーンにおける社会的責任の推進
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| 地域社会 |
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企業市民としての社会的責任の推進
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| 社員 |
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経営との対話と社員持株会
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