社会

製品安全基本方針

基本的な考え方

YKK APでは、すべてのお客様に安全・安心な商品をお届けするために品質委員会を設置し、お客様の視点「品質」・「商品安全」・「製造物責任(PL)」等に積極的に取り組んでいます。質の高い商品を提供し続けることにより、YKK APブランドの価値向上に寄与するという基本方針の下、各本部の支援、社員に対する教育・啓発などの活動を行い、商品の本質安全の追求と関連情報の共有を進めています。

YKK AP製品安全基本方針

YKK AP株式会社は、経済産業省が推進している「製品安全文化」の定着に貢献するとともに、お客様に安全・安心をお届けすることをめざし、全社を挙げて製品安全活動に積極的に取り組むために「製品安全宣言」および「製品安全行動指針」からなる「YKK AP製品安全基本方針」を平成20年11月21日開催の弊社取締役会において決議しました。

YKKグループは創業以来、「品質」を経営の中心に置き、事業活動を展開してまいりましたが、「製品安全基本方針」の制定を機にYKK APでは、より一層、製品安全の確保を追求してまいります。

製品安全宣言

製品安全宣言

YKK APは、製品の安全確保を最優先課題として取り組み、お客様に安全・安心をお届けし、YKKグループが追求しているコアバリューの一つに掲げられた「品質にこだわり続ける」という価値観を実践するため、製品安全行動指針を次のとおり定め、『製品安全』活動を積極的に推進してまいります。

製品安全行動指針

1.法令等の遵守

事業を展開する地域・分野で定められている製品安全に関する諸法令、安全規格等を遵守します。

2.製品の安全確保

製品の安全に関する公的基準に加え、生活者の視点に立った自主基準を定め、製品自体の安全確保を図るとともに、製品を使用されるお客様、製品の取扱事業者に適切な情報を提供することにより誤使用や不注意による事故の防止に努めます。

3.製品安全推進体制の構築

製品の企画・開発・設計の段階から、製品の出荷・組立・施工・使用・廃棄に至る各段階におけるリスクを分析し、その低減に努めるとともに、素材、部品等を含め製品安全推進に必要な体制の構築を図ります。

4.自主行動計画の策定と実践

製品安全に関する自主行動計画を策定・運用し、継続的な改善を行うことにより、製品安全に関する意識の浸透を図り、製品安全文化の醸成・向上に努めます。

5.製品事故情報の収集と開示

製品事故等(事故のおそれを含む)の情報について、お客様、取扱事業者、行政機関等から積極的に収集するとともに、迅速かつ適切な対応と情報提供を行います。

6.製品事故発生時の対応

製品事故が発生したときは直ちに事実確認を行い、法令等に基づき関係機関へ報告を行うとともに、原因究明を実施し被害者の救済を図り、再発・拡大の可能性があるときは、適切に情報提供を行い、製品回収その他の事故の再発・拡大防止に必要な措置を講じます。

7.製品安全推進体制の監査と見直し・改善

製品安全に関する各行為が関連法規、公的基準、自主基準等に則り適正に行なわれているかについて、定期的に監査を実施します。また、この指針や自主行動計画は市場や社会意識の変化、科学技術の進展等を踏まえ、必要に応じて見直し・改定を行います。

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