シンプルを追求したシルエットで住宅との一体感を創出
カーポート「プレーンルーフ」が2025年度グッドデザイン賞を受賞
YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:魚津 彰)は、このたびカーポート商品「プレーンルーフ」が「2025年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しましたのでお知らせします。
YKK APはこれまで本商品を含めて計27商品がグッドデザイン賞を受賞し、昨年のベランダ手すり「エルビュート ハンドレール」に続く受賞となります。今後もデザインにこだわったモノづくりを推進するとともに、快適で豊かな住まいづくりを実現する商品の提案を行っていきます。

<受賞商品>
カーポート「プレーンルーフ」

「プレーンルーフ」は水平な屋根と垂直な柱が際立つシンプルなアルミ製のカーポートです。豊富なカラーバリエーションや落ち着いた質感にもこだわり、住宅との一体感を高めます。毎日の車の乗り降りのしやすさや省施工な設計に配慮し、住まい手や施工者にも寄り添う、使いやすいデザインを追求しました。
<デザインのポイント>
①水平な屋根と垂直な柱が際立つ、建築的な美しさを追求したシンプルなデザイン
②多様な住宅や景観になじむ、豊富なカラーバリエーションと落ち着いた質感
③乗り降りしやすい柱の配置や、確実な止水設計によるユーザビリティの向上
<審査・評価のコメント>
カーポートはあくまでも住宅の付属設備であり、それが新築時の建物の一部であれ、後からの増設であれ、実用的な必需品となることはあっても、建築学的に望まれることはほとんどない。特に後者の場合、現場でのオーダーメイド施工よりも、適応性のあるプレハブ式製品を使う方が合理的な選択である。工場生産により精密な仕上がりが実現されている。さらにこのデザインは(特にこのカーポートの場合)、形態を可能な限りスリムで薄くエレガントにするというたった一つのことを目指している。そのため、隣接する建築物の景観にそっと寄り添う。視覚的にほとんど消えてしまうように設計されているが、結果として力強さと美しさを実現している。
【商品特長】
<シンプルを追求したシルエット>
水平な屋根、垂直な柱が際立つシンプルなシルエットを目指しました。屋根勾配を奥行方向にすることで正面に水平ラインが生まれ、住宅との一体感を創出。屋根の下に柱が納まる建築らしいディテールを活かして、角柱に加えて軽快な丸柱も設定。カーポートの重々しさを和らげて住宅や街並みに調和します。

水平な屋根、垂直な柱によるシンプルなシルエット
<住宅や景観になじむカラー>
光沢を抑えたグレイ色やスリムな板幅の木調色、均一な表面になるようブラスト加工を施してきめ細かく落ち着いた印象のアルミ色など、シンプルなデザインだからこそ住まいやライフスタイルに合わせたカラーバリエーションと落ち着いた質感にこだわりました。

個性豊かな11種類のカラーバリエーション
<省施工と品質向上>
あらかじめ止水材を部材に取り付けることで現場でのシーリング箇所をゼロにしました。施工者の負担を軽減しながら品質を安定化させて、長年にわたり商品を使い続けられます。また屋根材と屋根枠の接合部などのディテールについても性能とデザインのバランスを追求しました。屋根枠は四周の厚さを5mmに統一。端部キャップも最小寸法にして止水材の存在を感じさせないデザインを実現しました。

接合部のディテールについて性能とデザインのバランスを追求
【商品情報 特設ウェブサイト】 カーポート「プレーンルーフ」
https://www.ykkap.co.jp/consumer/satellite/products/articles/plainroof/
グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。
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