「冬に発生する家庭内の課題と窓の関係についての意識調査」を実施
節電要請が発令されることを知っていた人は約70%いるにも関わらず、具体的な対策を考えている人はわずか17.3%と判明。さらに、節電対策を実施予定と回答した人の内、半数以上の64%が「暖房」で節電対策を検討しているという結果に
専門家は「窓」を換えることで冬の住環境トラブル改善に繋がる、と窓リフォームを推奨
高い断熱性能で夏涼しく冬暖かい“快適な住まい”を実現する「APW」樹脂窓シリーズを提供するYKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 秀充)は、本格的な冬を前に20代~60代の男女1,105名に「冬に発生する家庭内の課題と窓の関係についての意識調査」を実施しました。ウクライナ危機などを背景に火力発電用の燃料である液化天然ガス(LNG)の海外からの安定調達にも懸念が残っていることなどを理由に12月1日から2015年度以来7年ぶりに夏に続いて冬季においても全国規模で節電要請が発令される中、本調査は“家の中での冬の困りごと・お悩み”と“窓との関係の認知度“の把握を目的に行いました。
さらに調査結果を受けて、空調・通風・給湯・自然光利用など幅広いテーマを研究している東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻 准教授 前 真之(まえ まさゆき)先生に建物の断熱の重要性と樹脂窓の効果についてコメントをいただきました。
■「冬に発生する家庭内の課題と窓の関係についての意識調査」 概要
調査期間:2022年11月16日(水)~11月21日(月)
調査方法:インターネット調査(YKK AP調べ)
調査対象:全国の20代~60代の男女1,105名
※調査表・グラフの数字は、表章単位未満を四捨五入しているため、内訳を足し上げても必ずしも合計とは一致しない場合があります。
【調査結果一覧】 ② 結露を放置するとカビが発生する原因となることを知っている人は85%以上もいるのに対し、 ③ 結露対策を実施していない人の理由第1位は「対策を行うのが面倒」だから、 ④ 節電要請が発令されることを知っていた人は約70%いるにも関わらず ⑤ 具体的な節電対策を実施予定、もしくは具体策は考えていないが節電対策を実施予定と答えた人のうち |
調査結果①:冬に感じる住まいの困りごと、第1位は「暖房使用による電気代の上昇」
続いて、「朝起きたときに室内が寒い」「トイレ/浴室・脱衣室/廊下が寒い」という結果に
冬の住まいで困っていること第1位は「暖房使用による電気代の上昇」、第2位に、「朝起きたときに室内が寒い」こと、第3位に「トイレ/浴室・脱衣室/廊下が寒い」でした。総務省が発表している消費者物価指数では2022年10月の電気代は昨年の前年同月比よりも20.9%も増加している中、表裏一体である光熱費と部屋の寒さに関して高い関心がもたれているのが分かります。
調査結果②:結露を放置するとカビが発生する原因となることを知っている人は85%以上もいるのに対し、
自宅で結露を発生させないための対策を実施している人はわずか27.9%
86.5%もの人が結露を放置するとカビが発生する原因となることを知っているにも関わらず、対策を実施している人はわずか27.9%という結果になりました。
結露は湿気が多かったり、温度が低かったりすると発生しやすくなります。結露が原因で発生するカビはダニや害虫を発生させ、カビの胞子やダニのふんを吸い込むことでぜんそくやアトピーなどの健康被害にも繋がります。
調査結果③:結露対策を実施していない人の理由第1位は「対策を行うのが面倒」だから、
「どんな対策があるのかよくわからない」という理由が第2位に
結露を発生させないための対策を実施していない人にその理由を聞いたところ、「対策を行うのが面倒」、「どんな対策があるのかよくわからない」という理由が多いことが分かりました。
結露を抑えるには「十分な換気」と「水蒸気の発生源を減らす生活」が必要です。具体的には調理時や就寝前に換気をしたり、洗濯物の室内干しを控えたりすることなどが重要です。YKK APでは結露が発生する理由や自宅でできる結露対策などの情報も発信しています。窓まわりは結露が発生しやすい場所なので、窓を断熱化することが結露対策の大きなポイントになります。
調査結果④:節電要請が発令されることを知っていた人は約70%いるにも関わらず、
具体的な対策を予定している人はわずか17.3%
69.7%の人が今年の冬、節電要請が発令されることを知っていましたが、実際に具体的な対策を実施しようと考えている人はたったの17.3%でした。節電要請が発令されることを知り、何かしらの対策を取らなければならないのは分かりつつも、具体策まで考えられていない人が大半だということが分かります。
調査結果⑤:具体的な節電対策を実施予定、もしくは具体策は考えていないが節電対策を実施予定と答えた人のうち
半数以上の64.4%が「暖房」で対策をしようとしている
節電要請発令を受けて何らかの対策を実施予定と答えた人のうち、「暖房の設定温度を変更する」「暖房の利用時間を減らす」のどちらか、または両方を実施しようとしている人は合計487名で64.4%となり、多くの人が「暖房の使用方法」で節電を実施しようとしていることが分かりました。資源エネルギー庁によると、冬季の家庭における1世帯1日あたりの電力消費量(2018年度)は14.2kWでそのうち32.7%が「エアコン」、14.9%が「冷蔵庫」、9.3%が「照明」と、この3つで全体の半数以上を占めています。そのため、暖房の使用方法で節電を実施することは比較的効果があると考えられます。
《東京大学大学院准教授 前 真之先生の考察》 調査結果①:『「冬に感じる住まいの困りごと、第1位は「暖房使用による電気代の上昇」、続いて「朝起きたときに室内が寒い」「トイレ/浴室・脱衣室/廊下が寒い」という結果に」』の考察 調査結果②:『結露を放置するとカビが発生する原因となることを知っている人は85%以上もいるのに対し、自宅で結露を発生させないための対策を実施している人はわずか27.9%』の考察 調査結果③:『結露対策を実施していない人の理由第1位は「対策を行うのが面倒」だから、「どんな対策があるのかよくわからない」という理由が第2位に』の考察 調査結果④:『節電要請が発令されることを知っていた人は約70%いるにも関わらず具体的な対策を予定している人はわずか17.3%』の考察 調査結果⑤:『具体的な節電対策を実施予定、もしくは具体策は考えていないが節電対策を実施予定と答えた人のうち半数以上の64.4%が「暖房」で対策をしようとしている』の考察 《「冬の寒さ」と「暖房費の高さ」を両方解決する方法を前先生が伝授!》 ※YKK APより前先生に依頼し、いただいたコメントを編集して掲載しています。 |
冬に感じる住まいの困りごとは窓を換えることで全て解決!前先生オススメの「樹脂窓」とは?
寒さが厳しくなる冬場は、暖房器具を使ってもなかなか部屋が暖まらないことがあります。冬に感じる住まいの困りごとの上位に「朝起きた時の室内の寒さ」や、「浴室や廊下の寒さ」などがランクインしました。これは熱の「温度の高いところから低いところへ移動していく」という性質によって窓や壁、床などから暖気が外に逃げてしまうことが原因だと言われています。特に家の中から流出する暖気の約50%が「窓」から流出することが分かっています。
そんな窓からの熱の流出を抑えるのが“樹脂窓”です。樹脂窓は、窓のフレームが樹脂でできているため、断熱や遮熱、気密性に優れています。窓の断熱性能を高めると暖気が逃げにくくなるため、室内の温度低下を抑制し、効率よく冷暖房を使用することができます。また、窓を樹脂窓に交換するタイプだと年間約22,000円の節約になります。一度取り付けたら、お金のかからないエアコンが「樹脂窓」です。
さらに、しっかりと断熱することで外の気温の影響を受けにくくなり保温性が高まり、結露を抑えることもできます。結露を放置するとカビが発生する原因となることを知っているにも関わらず、「対策方法が分からない」と答えた方にもぜひ検討いただきたい結露対策の方法です。
ニュースリリース全文をPDF形式でダウンロード頂けます。
ニュースリリースに関するお問い合せは、こちら よりお願いいたします。
尚、YKK APウェブサイトの無断転用・転記はご遠慮いただいております。
※ここに掲載のニュースリリースは報道発表時点の情報です。
ご覧になった時点で販売が終了している場合や価格・仕様が変更になっている場合がありますので、予めご了承ください。