施工技能者不足へ、人材育成・技能伝承・施工技術開発の施設を開設
エクステリア施工技術研修所 「DO SPACE 上尾」
~ 実環境を再現した実技研修で、実践的な技を習得 ~
YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 秀充)は、エクステリア事業の更なる拡大に向けた施策の一環として、またエクステリア業界の健全な発展のため、エクステリア施工技能者の育成・レベルアップや施工技能の伝承、また施工品質の向上や省施工に向けた実践的な施工技術の開発などを目的に、エクステリア施工技術研修所「DO SPACE 上尾」を1月24日に開設します。

左上:施設外観、右上:実技研修場全景、左下:ガーデン商品(リウッドデッキ)研修スペース、右下:ウォール商品研修躯体
住環境に関する様々なユーザーニーズが高まる中、庭まわりやアプローチなどのガーデンエクステリア市場、また、窓まわりやバルコニーなどのウォールエクステリア市場の拡大が期待されます。一方で、エクステリア施工技能者の不足や高齢化に加えて、ユーザーからの施工品質への要求は一段と高まっています。
そのような背景から、「DO SPACE 上尾」の役割は、エクステリア施工初心者やYKK AP商品未取り扱い者を中心とした人材育成やレベルアップです。多様化する商品や納まりに対して高水準な品質を担保するための 現場調査 → 組立・施工 → メンテナンス までの全般的な知識やスキルの習得を目指して、研修カリキュラムを開発します。
また、YKK APとエクステリア施工技能者が共創・共働する場も担います。経験豊富な施工技能者が現場で培った実践的ないわゆる“職人技"を持ち寄り、伝承すべき技術を見える化することで、高品質と省施工を両立するノウハウや、施工治具・新工法の開発・研究など、更なる施工技術力向上にもつなげます。
YKK APは、「DO SPACE 上尾」を通じた施工技能者の育成や施工技術力向上を通じ、エクステリア業界の発展や、ユーザー満足度の向上に貢献していきます。
■「DO SPACE 上尾」における研修の特長
・単に商品の組立や取付方法を学ぶだけでなく、実物大の躯体や研修体を活用した実技研修により、商品の長さや重量を感じながら、現場調査や墨出し、基礎用の穴あけや柱の立て方・調整など、エクステリア工事の基本から研修します。
・施工の知識や技術のほか、施工現場で必要な現場マナー、安全知識、関連法規などを座学にて研修します。
・障害物など実際の施工現場を再現した環境で実技研修することで、より実践的な施工技術が習得できます。

研修の様子(左:座学、右:リウッドデッキ施工実技)
■「DO SPACE 上尾」施設概要
施設名 | エクステリア施工技術研修所「DO SPACE 上尾」 |
所在地 | 埼玉県上尾市中妻4丁目1-8 |
敷地面積 | 1,539m2(465坪) |
延床面積 |
729m2(221坪) 1階実技研修場 472m2(143坪)、 |
主な実技研修商品 | ガーデンエクステリア = カーポート/門扉/フェンス/ゲート/門柱/リウッドデッキ ウォールエクステリア = ハンドレール/テラス屋根・囲い/窓まわり・ひさし |
建屋構造 | 鉄骨造地上2階建 |
開設日 | 2020年1月24日(既存建屋の改修です) |
利用方法 | YKK AP担当営業を通じた予約制(土日祝休館) |
対応件数(初年度) | 研修回数 100回、対象者数 500名 |
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